日本ハム・新庄政権初のCS進出決定!就任3年目待望のAクラス確定にガッツポーズで喜び爆発 清宮が決勝弾 伊藤が完投でリーグトップ14勝目
「日本ハム2-1楽天」(26日、エスコンフィールド)
日本ハムが6年ぶり、新庄監督就任3年目で初のCS進出を決めた。決定の瞬間は両手を挙げてガッツポーズし、喜びを爆発させた。
超満員のスタンドが歓喜で揺れた。1点を追う四回には、4番・レイエスが弾丸ライナーで左越えに運ぶ同点ソロ。そして六回、3番・清宮が高い弾道で右中間席に運ぶ13号勝ち越しソロ。夏場以降絶好調の2人の本塁打共演で、逆転に成功した。
レイエスは「スイングルームでキャッチャーの視点になって考えていました。アウトコースのボールが多かったので、3-1からは外の変化球を狙っていました」と振り返る。真ん中外より、低めに入るツーシームを、狙い澄ました一撃だった。
CS進出決定まであと1勝としてから2連敗中だった。清宮は「きょうこそCSを決めたいですし、絶対に(伊藤)大海さんに勝ちを付けたい」と熱くコメントした。
最多勝を争う先発・伊藤は3戦連続完封こそならなかったが、9回完投1失点でリーグトップの14勝目。初回1死一、三塁から浅村に適時打を浴びて先制点を献上。2試合連続完封、22イニング連続無失点だったが初回で途切れた。それでも二回2死満塁のピンチで小深田を三振に切って切り抜けると、三回以降安定した投球を取り戻した。