ロッテ4年ぶり7連勝 “8度目の正直”メルセデス8回無失点で今季初星 吉井監督「一番一番、頑張ります」

 4年ぶり7連勝に笑顔を見せる吉井監督
 7回、近藤を三振に仕留め、ジャンプして雄たけびを上げるメルセデス(撮影・開出牧)
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 「ロッテ2-0ソフトバンク」(25日、ZOZOマリンスタジアム)

 力強くグラブをたたき、雄たけびを上げた。ロッテのC・C・メルセデス投手が今季8登板目で今季初勝利。強力打線のソフトバンクを、8回111球を投げ3安打無失点で抑えた。

 「ようやく1勝目を挙げることができて本当にうれしい。ここまでしっかり準備したかいがあった。本当に今日は良い1日だった」

 最高の立ち上がりだった。初回から3者連続三振。直球とカーブで翻弄(ほんろう)し、アウトを重ねた。四回無死一塁では、柳田の中堅後方を襲った打球に対し、高部がフェンスに激突しながらも華麗にジャンピングキャッチ。好守にも助けられ、今季最長の8回を投げ切った。「出塁を許しても落ち着いて投げられた。守備の皆さんが素晴らしい仕事をしてくれた」と満足の表情だ。

 前回登板の18日・日本ハム戦では、初回に4失点し5回で降板。「初回の入りが望んだ結果ではなかった。あれよりも良い投球ができたのに」と悔やんでいたが、悪い結果を引きずらず「初回の入りを強く、重心は後ろに残そうと取り組んだ」。吉井監督も「怒りをゲームにぶつけてくれた。素晴らしい投球を続けてくれている」と太鼓判を押した。

 左腕の好投で、チームは4年ぶりの7連勝とし、カード勝ち越し。貯金は今季最多の「5」とした。指揮官は「お相撲さんみたいな発言になっちゃいますけど、一番一番、頑張ります」。総力戦で、勝ちを積み重ねる。

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