2軍再調整の巨人・大城「結果を残して1軍に」 再昇格に向け原点回帰誓う「グラウンドを駆け巡りたい」
再調整で2軍落ちした巨人の大城卓三捕手(31)が10日、神奈川県川崎市のジャイアンツ球場で屋外練習を開始した。イースタン・DeNA戦の試合前練習で、フリー打撃や三塁でのノックに外野で打球捕、ランニングなど、初日から精力的に汗を流した。
今季は23試合の出場で打率・188、0本塁打、3打点。スタメンも14試合と出場機会を減らした。今季から選手会長に就任。打てる捕手として攻守にチームの要として必要不可欠な戦力だが、現状について「一番は本当に、自分が結果が出なかった」と受け止め、「このような場を設けてもらったので、守備もそうですけど、打撃でもしっかりとした結果が残せるように。それが一番、思っています」と前を向いた。
阿部監督は今後については「メインは気分転換。期間は無期限になる」とし、「持っているものは素晴らしい。とにかくまた野球が楽しいなと、原点に戻ってきてくれと伝えた」と話していた。指揮官の配慮に感謝した上で、大城も「もう一回、しっかり鍛え直して。結果を残して上に上がれるように。屋外でこうやってできるので、グラウンドを駆け巡りたいなと思います」と、原点に戻ってがむしゃらに汗を流す覚悟を語った。