巨人・萩尾 東京ドーム初弾「食らいついていきました」今季最長6連勝導く逆転2号2ラン

 「巨人2-1広島」(14日、東京ドーム)

 巨人は大卒2年目の若武者が躍動した。1点を追う三回1死一塁。萩尾匡也外野手がハッチの変化球を完璧に捉え、左中間スタンドにたたき込む逆転の2号2ラン。プロ通算2本目、自身初の東京ドームでの一発でチームを今季最長6連勝に導いた。

 「食らいついていきました。毎打席、必死なので」と初々しく語り、少しだけ充実感を漂わせた。パンチ力を秘める男は日々、進化を続けている。米大リーグ、カブス・鈴木の打撃フォームを参考にし、同僚の坂本、岡本和ら同じ右の強打者の打撃も取り入れている。阿部監督からは、打席での考え方などを学び「野球脳というか、野球を勉強させてもらってる」と感謝した。

 首脳陣としても4戦連続リードオフマンでの起用は、期待の大きさの表れだ。坂本を欠場させて休養を与え、指揮官が「若い選手がチャンスだと思う。そういうところでアピールしてほしい」という中で、しっかりと結果を残した。

 16日からは敵地・甲子園で昨年の王者・阪神と3連戦を行う。若い力が続々と台頭する中、勢いに乗って虎退治に挑む。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス