ロッテ・中村奨 お待たせ今季初打点 10試合目で出た!先制2点打にガッツポーズ出た
「西武0-5ロッテ」(9日、県営大宮公園野球場)
待望の一打がようやく出た。ロッテ・中村奨吾内野手(31)が0-0の四回に2死二、三塁から先制の2点適時打を放った。これが今季自身初打点となり「ヒットが出る中で打点がついた。チャンスの場面だったのでよかった」と語った。
今季は打撃成績の向上を図るため、守備位置を二塁から三塁にコンバート。しかし、開幕から全試合にスタメン出場も、試合前の時点で打率1割台の打点0と苦しんでいた。それだけに初タイムリーには力強いガッツポーズで喜びを表した。
八回にも左前へ運び、2試合連続でのマルチ安打。吉井監督も「調子は上がってきたんじゃないかな」と評価。中村奨は「毎日打撃コーチと相談しながらやっている。それがいい方向に向いているのかな」と徐々に手応えをつかんできた。「この流れで頑張っていきたい」。チームの中心選手が目を覚ましつつある。