ロッテ・佐々木朗希 自己最多111球!7回2失点で今季初勝利「修正できて良かった」 ドジャースなどメジャー5球団視察

 「ロッテ5-2オリックス」(7日、ZOZOマリンスタジアム)

 ピカイチの修正力で流れをぐっと引き寄せる。ロッテ・佐々木朗希投手が7回3安打2失点。「途中からコントロールを修正できて良かった。どうにか終盤抑えられて勝ちにつなげられた」。志願してプロ最多の111球を投げきり、今季初勝利をつかんだ。

 序盤はフォークの制球に苦しんだ。初回1死から西野に三塁打を許すと、続く中川への3球目に投じたフォークが暴投となり、先制点を与えた。二回1死からは連続四球、連打で失点した。

 だが、ここからエンジンは加速する。調子が良かったスライダーを駆使し、三回以降は無安打に抑えた。6回を終えて98球。吉井監督は「そろそろ代えてもいいかなと思った」と言うが、佐々木は「イニングを投げてトータルで見て良かったと思える試合にしたかった」と続投を志願。七回もマウンドに立ち、2三振を奪って三者凡退。満面に笑みを浮かべてベンチに戻った。

 お立ち台では「最近球が速くないので、あんま疲れてないです」とジョークで球場の笑いをかっさらった。この日の最速は158キロ。まだ160キロ超えは計測していないが、「去年投げていた数字なので、自分のベストなパフォーマンスを出した上で抑えたい」とまだまだ状態を上げていく考えだ。

 ドジャースなど米大リーグ5球団のスカウトがバックネット裏から視察する前での快投。ドジャースのスギウラ国際スカウトは「いつも通り。良いピッチングだった」と評価した。

 チームに今季初のカード勝ち越しをもたらした右腕は味方に感謝。「今日は打線のおかげで勝てた。自分の投球でなるべく点数を与えないように頑張っていきたい」。圧倒的な投球で勝ち星を積み重ねていく。

野球スコア速報

関連ニュース

編集者のオススメ記事

野球最新ニュース

もっとみる

    スコア速報

    主要ニュース

    ランキング(野球)

    話題の写真ランキング

    写真

    デイリーおすすめアイテム

    リアルタイムランキング

    注目トピックス