ヤクルト・高津監督 九回に星から大西へスイッチ「星よりストライクが入ると思って」痛恨押し出し「打たれることを怖がっている」

 「ヤクルト6-7阪神」(5日、神宮球場)

 ヤクルトが2点のリードを守り切ることができず、悪夢の逆転負けで3連敗。チームは最下位に転落し、試合後の高津監督は「怖さ」目立った敗因に肩を落とした。

 試合後の高津監督の一問一答は以下。

 -サイスニードは粘ったが。

 「先に点を取られてしまうので、ちょっと重い展開になるよね、彼の場合はね。青柳だったからなかなか点は取りづらいんだろうけども、そこはなかなか勝ちがつかない要因かなと思います」

 -中継ぎ陣がうまくいかない試合が続いている。

 「技術的なところではないので、ちょっと教えようがないですよね。怖がってしまっているので、ミスを恐れてしまっているので。ストライク入れる、入れないっていうのは教えられるかもしれないですけども。そこなのか、精神的なものなのか。ほぼ精神的なものだと思いますけどね。そこはもう経験するしかない。あそこまで、こう…怖がっているとは思わなかったですね」

 -怖がっているというのは最近感じられるのか。

 「うーん。今日は特にですね。九回投げた二人(星、大西)は。あれだけストライクが入らないのは普段なかなかないことなので。間違いなく、打たれることを怖がっているんじゃないかなと思いますけど」

 -九回の満塁で大西を選択した理由は。

 「星よりストライクが入ると思って投げさせた。そうしたら一緒だった。入らなかったから、ちょっと僕の…何ていうのかな。難しいですね。ストライク投げてくれると思って指名しているので」

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