青学大・原晋監督がヤクルト開幕戦で始球式 左打者の背中をワンバンで通過する大暴投 思わず苦笑い浮かべる

 始球式が思うようにいかず、悔しがる青学大・原晋監督(撮影・西岡正)
 始球式が思うようにいかず、悔しがる青学大・原晋監督(撮影・西岡正)
 始球式を行う青学大・原晋監督(撮影・西岡正)
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 「ヤクルト-中日」(29日、神宮球場)

 年始の箱根駅伝で2年ぶりの総合Vを成し遂げた青学大・原晋監督が始球式に登場した。

 背番号7のユニホームに身を包み、球場アナウンスで紹介されるとスタンドがざわついた。両手を振りながらマウンドに上がると、投球は三好の背中をワンバウンドで通過する大暴投となってしまった。

 両手を天に上げて思わず悔しそうな笑みを浮かべ、右腕を振り抜く仕草を見せた原監督。スタンドも大いに沸いていた。

 「本当にダメだったわぁ…」と取材前から嘆き続けていた原監督。「練習では剛速球ばんばん入っていて、100キロ超えあるぞと思っていたんですけど」とし、「マウンドに立ったら舞い上がっちゃいましたね」と笑った。

 1月の箱根駅伝で2年ぶり7度目の優勝を飾っていた青学大の指揮官。「我々も2年ぶり7度目の優勝をしました。ヤクルトさんも連覇があって、負けて、今年優勝奪還へ向けて頑張られると思いますので、青山学院のように負けた翌年に勝つことで強いヤクルトを継続的につなげていける。大切なシーズンだと思うので、開幕戦の今日は勝っていただきたい。私のようなボールではダメなので」とエールを贈った。

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