日本ハム・新庄監督 勝負の3年目の自信「選手を信じて爆発してもらう」「あとはどう発揮できるか。そこに期待したい」
「オープン戦、日本ハム2-3DeNA」(24日、エスコンフィールド)
勝負の3年目は手応えしかない。オープン戦は7勝6敗5分けで終了。総括した日本ハム・新庄剛志監督は自信の言葉を口にした。
「キャンプからというよりも、この2年間、僕のできる範囲のことは全部やってきて、選手たちもとんでもない采配をこなしてくれて、身についたと思う。今年は選手を信じて爆発してもらう、そういう年にしたい」。
1年目は負傷者を除く全選手を1軍で出場させた。昨季も多くの選手に経験を積ませた。「一人一人の自信が付いてきたと思う。あとはどう発揮できるか。そこに期待したい」。個々の成長に揺るがぬ自信がある。
選手自身も地力強化を感じている。選手会長の松本剛は「ここ2年とは明らかに違うと感じる」と言う。「技術面、メンタル面、試合運びを含めてそうなんですけど、一人一人意識の部分も変わっていますし、自覚が出てきている選手もたくさんいます」と明かした。
新庄監督は「今年スタートの今年勝負という気持ち。成績がよくなかったらすべて僕の責任ですからね」と言う。ゼロから耕した土壌に種をまき、ようやく芽吹いた3年目。今年は大輪の花を咲かせ、収穫の秋を目指す。