巨人が初エスコンで大敗 開幕ローテ当確のグリフィン2回5失点、オドーアはお目覚め2安打

 1回、マルティネス、万波の適時二塁打で3点を失うグリフィン(中央)=撮影・中島達哉
 4回、右前打を放つオドーア(撮影・中島達哉)
 6回、見逃し三振に倒れた岡本和(撮影・中島達哉)
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 「オープン戦、日本ハム5-1巨人」(16日、エスコンフィールド)

 巨人が初めて訪れたエスコンフィールドで敗れた。開幕ローテに当確しているグリフィンが、オープン戦で2戦連続の大量失点。予定イニングを投げ切ることができず、2回7安打5失点で降板し「残念ながら、よかった球種がない。逆に言うと全部が良くなかった」と肩を落とした。

 この回、先頭の若林にフルカウントまで粘られ、四球を許すと松本剛の右前打で一、二塁とされた。続くレイエスは見逃し三振に斬ったが、マルティネスにも初球を狙われ、右前適時打で先制点を失った。さらに野村にはフルカウントから四球。万波には左中間を破られ2点適時打を浴びた。

 ベンチはここでタイムを取ったが、スティーブンにも制球が定まらず、すっぽ抜けて死球を与えた。二回も1死から石井一、松本剛に連打を浴びるなど、4本の安打を集中され2点を失った。

 前回9日のオリックス戦(京セラドーム)でも3回7安打6失点と大乱調。押し出し四球を含む3四球と制球が定まらなかった。既に開幕2戦目、30日の阪神戦(東京ドーム)先発が決まっている左腕。2戦連続の大量失点に「前向きに少しでもなりたいので、前向きな要素を見いだすとすれば…オープン戦中で、チームの勝敗とかあまり意味をなさない。悪いものがあれば、それをしっかり直す時間はまだある」と必死に前を向いた。

 一方、この試合前までオープン戦5試合で15打数1安打、打率・057と結果が出ていなかったオドーアは、日本ハムのエース左腕・加藤貴から2安打。左前打に右前打と広角に打ち分けた。

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