日本ハム・新庄監督「3つ目に行きます」上原の開幕ローテ入り明言 残り1枠は根本、北山、鈴木、バーヘイゲンの争い
日本ハムの新庄剛志監督(52)が15日までに、上原健太投手(29)の開幕ローテーション入りを明言した。上原はここまで対外試合4試合に登板し、防御率1・13の好成績。「上原くんはもう決めてます。あれだけのピッチングしたらね、入ると思いますよ」と話した。
今季は4月中に6連戦はなく、開幕ローテーションは当面は5人で回す予定。上原に対しても「伝えました。エスコン一発目行くよって」と冗談を挟んで、「3つ目に行きます」と公表。開幕カードのロッテ戦(ZOZOマリン)は伊藤、加藤、上原。ホーム開幕戦は山崎が登板。4人まで決まり、残り1枠を根本、北山、鈴木、バーヘーゲンの4人で争うことになる。
指名された上原は気を引き締める。「開幕ローテーションを争って、そこに入れなかった投手たちがずっと後ろで待ち構えているので。こっちがコケればそこに入ってくる。危機感だったり、緊張感はあるなと思っています」と話した。
例年春先は苦手としているが、今季はここまで安定している。「いいボールや強いボールを投げなくても、タイミングだったり、球種、コース、打者に考えさせることができれば、それだけでこっちが優位に立てる」と頭脳的な投球で結果を残してきた。
現段階で先発確定4人のうち左腕投手が3人。新庄監督は「左、多いっすね」とニヤリ。5人目については「こっからがちょっとわからん」とギリギリまで競わせて、「最低でもAクラス」を担う先発投手陣を確立する。