オリックス・山下舜平大 MAX155キロ「どんどんどんどん右肩上がり」開幕2カード目・西武戦先発へ

 「教育リーグ、オリックス2-3広島」(13日、杉本商事バファローズスタジアム舞洲)

 すさまじい勢いでミットに吸い込まれる剛速球に、オリックス・山下舜平大投手は手応えを感じていた。「四回の真っすぐなんかはかなり良かった」。教育リーグ・広島戦に先発し、4回1安打無失点。最速は155キロをマークし、着実に戦闘態勢を整えている。

 初回、二回はカーブ、フォークの制球がバラつくシーンもあったが、威力十分の直球で「押すことができた」と山下。相手打者が強振しても空振りやファウルとなっていた。4奪三振中、3三振が直球。右腕の持ち味が存分に発揮されていた。

 四回以降は「カーブも真っすぐも両方良かった」と尻上がりに調子を上げた。今季最長の投球回を消化したことで投球のイメージもより明確になった。「もうちょっとカーブを頑張ろうかな」とさらに良化させていく。

 12日の教育リーグ・同戦で登板予定だったが、雨天中止でスライド登板。次回は19日からのDeNA2連戦(横浜)での登板の可能性が高く、開幕2カード目の初戦、4月2日・西武戦(ベルーナ)での先発というシナリオも見えてくる。

 キャンプ中の実戦や侍ジャパンの強化試合を含めて計8回無失点と好調をキープ。「1年間あるので、開幕に焦りすぎずどんどんどんどん右肩上がりで上がっていけばいい」。目標は1年間1軍ローテで完走。リーグ4連覇&日本一への旗手となるための調整に余念はない。

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