DeNA ドラ1・度会は1番起用基本線 三浦監督、打順適性見極めへ

 DeNA・三浦大輔監督(50)が29日、横浜スタジアムでの全体練習で取材に応じ、今後のオープン戦で、ドラフト1位・度会隆輝外野手(21)=ENEOS=について、打順の適性を見極めていく意向を明かした。

 度会はこれまで実戦計8試合に出場し、うち1試合で3番起用された以外は1番を務めた。指揮官は、今後も1番起用することについて「もちろん」としながらも「ほかの打順を打たせることもあります」と言及。打線全体のつながりを鑑みながら、限りない可能性を秘めるルーキーの力量を試していく。

 リードオフマンとして出場した実戦7試合では、計19打数8安打4打点。三浦監督は度会の1番としての適性について「積極性があるし、ほぼほぼ初見の投手と対戦して、あれだけ打席でコンタクトしていくのはさすが。データが頭に入っていない中での対応力というのは、1番に必要なものも兼ね備えている」と話す。1番打者の固定はチームにとっても懸案事項だけに、新戦力の度会が定着できれば勢いがつくが、開幕前にあらゆる選択肢をチェックする。

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