ロッテ 糸満キャンプ合流の山口が「4番・左翼」で即スタメン 3打数1安打1打点

 6回、中前打を放つ山口(撮影・金田祐二)
 1回、遊ゴロで打点を挙げる山口(撮影・金田祐二)
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 「練習試合、ロッテ3-2楽天」(20日、糸満市西崎総合運動公園野球場)

 山口航輝外野手(23)が糸満キャンプに合流し、「4番・左翼」で即スタメン出場。3打数1安打1打点とし「昨日から(試合に)出るのは分かっていた。1、2打席目はちょっと力が入って思うようにできなかったけど、3打席目は修正して、イメージ通りの打撃ができた」と充実の表情だった。

 1-0の初回無死二、三塁。追加点の好機で第1打席に入った。結果は遊ゴロだったが、三走・藤岡はその間に生還。「最悪ゴロでもいいかなと頭にあった。シーズンに入ればああいう形で打点が1つ付けばいいけど、今は内容にこだわってアウトのなりかたも、もっと良い内容にしたい」と話した。

 3-2の四回2死での第2打席は空振り三振に倒れたが、六回だ。先頭で打席に入る前、福浦ヘッド兼打撃コーチと村田打撃コーチからアドバイスが。「イメージとしては右方向に打とうと。センターに入っていこうと話した」といい、助言通りにチェンジアップを中前に運んだ。「イメージどおりに打てた。引っ張りにいっていたら1打席目のようなショートゴロになっていたと思う。うまいこと右に」とした。

 「こうして(4番で)使ってもらうとそこの打順にこだわってやっていきたい。今年に関しては競争が激しい。1つ抜けていないと試合にもでられないと思うので、意識してやっていきたい」。ロッテの主砲を目指し、厳しい外野手争いを勝ち抜く。

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