ロッテ 緊急降板の本前は「左上腕骨骨幹部骨折」と診断 吉井監督「大けがになっているので長期離脱に」投手陣にアクシデント続出

腕を固定して球場に戻ってきたロッテ・本前(左)
 4回、鈴木大の時、暴投した際、左腕を押さえてしゃがみ込む本前(撮影・金田祐二)
 左腕を押さえながらベンチに戻る本前(左)
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 「練習試合、ロッテ3-2楽天」(20日、糸満市西崎総合運動公園野球場)

 吉井監督が四回に緊急降板した本前について「左上腕骨骨幹部骨折」と診断されたことを明かした。

 本前は四回に先頭・岡島から連打を許し、無死一、二塁で迎えた鈴木への初球がすっぽ抜け、バックネットに投げつける形となった。その瞬間、本前は左肩付近を抑えマウンドにしゃがみ込んだ。

 ベンチからは小野投手コーチとトレーナーが駆けつけ、内野陣も心配そうに見つめた。そのままトレーナーに肩を抱えられてベンチに戻り、球場には救急車も到着するなど騒然となった。

 「ひどい大けがになっているので、しばらく、長期の離脱になります」と語った指揮官。本前は球場に戻ってきた際、左腕を完全に固定した状態だった。先発転向を目指していた東條も故障で離脱しており「いない人はいない人で仕方がないので、いる人で頑張って行きます」と前を向いた。

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