荒木大輔氏、ドラ1指名も「早大へ行きたい一心」の18歳がプロへ心変わり 自宅へ突然来訪した大物に「コロッと」

 元ヤクルトで野球解説者の荒木大輔氏が、13日に更新された元巨人ヘッドコーチの岡崎郁氏のYouTubeチャンネルに出演。早実から甲子園に5度出場した「大ちゃんフィーバー」から、ドラフト1位でヤクルトに入団した経緯などを語った。

 高校卒業後は「早大へ行きたい一心だった」という荒木氏だが、当時はプロ志望届の制度はなく、1982年のドラフト会議では巨人とヤクルトが1位指名。クジでヤクルトが交渉権を引き当てた。

 高校の食堂で中継を見ていた荒木氏は「新聞記者さんにも(事前に)大学志望と言っていた。全然行く気はないし、なんて断ろうかなと思っていた」という。記者会見では「変なことを口走ってはいけないと、『しっかり考えます』とだけ言った」と振り返った。

 また、最初のスカウト訪問で無言が続いて以降は「行く気もないし、もう会わない」と友人の家などに退避していた。しかし、そこへ「(当時の)松園尚巳オーナーが来られた。デカい車で」と球団トップが来訪。「いろんな話をしてくれてた。それでコロッと。18歳が、オーナーに話をされて…」と心が変わったという。

 一方、巨人は外れ1位で斎藤雅樹投手(市立川口高)を指名。「比較されたり、オフにはよく企画(記事)などがあったりした、斎藤投手が2年連続20勝をしてからはなくなった」と振り返っていた。

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