「練習試合、サムスン１－１３日本ハム」（１２日、ＯＮＮＡ赤間ボール・パーク）

　日本ハムの４番サードで出場した野村佑希内野手（２３）が２本の適時打で３打点と勝負強さを発揮した。三回は２点を先制してなお２死三塁の場面で左前適時打。五回は無死満塁の好機に左前２点適時打を放った。

　それでも「あんまり良くないですね。結果だけフォーカスすればまあまあという感じですけど」と厳しい自己採点。「タイミングの取り方、打つべき球の見極めとか、もう一つかな」と結果に満足せず、内容を重視していた。

　新庄監督は「いい感じですよね。どんなピッチャーだろうが打点を稼ぐというところはさすが」と評価する。新外国人レイエス、マルティネス、万波らと競う４番の座。野村は「打席でどれだけのパフォーマンスができるかっていうことに集中して、シーズン終わるときにその場所にいれればいいなと思ってます」と主砲の座を目指していく。