オリックス・斎藤 松坂氏から熱視線 ローテ入りへブルペンで49球「緊張しましたが優しい」

 「オリックス春季キャンプ」(4日、宮崎)

 高卒2年目右腕のオリックス・斎藤響介投手(19)が今キャンプ2度目のブルペン入り。変化球を交えて計49球を投じ、日米通算170勝の松坂大輔氏(野球評論家)から熱視線を注がれた。

 投球練習後に、自身と同じく高卒からプロ入りした大先輩にあいさつ。「やっぱりすごい方なので緊張しましたが優しい」と感激した様子だった。同氏が米大リーグ・レッドソックスなどで活躍していた時期の動画を見ていたといい、「マウンドではすごい熱い」姿に刺激を受けていた。

 最速152キロでスライダーが武器の斎藤は、昨年9月26日・西武戦でプロ初登板初先発。4回2安打無失点と鮮烈なデビューを飾った。中嶋監督も1軍ローテ候補に挙げており、この日も「テンポよくどんどん行けば、良い球がいっているから」と高く評された。

 松坂氏のように早い時期から1軍の主力投手になることが理想。「まずは初勝利をしたい。ブレーク候補とは耳に入ってくる。戦力になれるように」。山本、山崎福が抜けた今、チャンスをつかむ。

 ◆斎藤 響介(さいとう・きょうすけ)2004年11月18日生まれ、19歳。岩手県出身。177センチ、72キロ。右投げ右打ち。投手。盛岡中央から22年度ドラフト3位でオリックス入団。プロ初登板初先発は23年9月26日・西武戦で勝ち負け付かず。150キロ超の直球が武器でフィールディングの良さも魅力。

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