オリックス・山崎「何とか力に」 地元・加賀市が被災 個人で義援金など支援の意思
石川県加賀市出身のオリックス・山崎颯一郎投手(25)が1日、SOKKENスタジアムで自主練習に参加。能登半島地震から1カ月が経過したこの日、球団に対して個人的に義援金などの支援活動をしたい意思を伝えていることを明かした。
「今ちょうど話している感じで。何とか力になれたらいいなと思っている。個人的にお願いしました。いろいろ話し合って決めていこうと思う」
震災当日は加賀市内の実家で震度5強を体感した。「あの揺れは初めてだったので、本当に2階建ての家が壊れるかと思った」。地元は被害状況が大きい方ではなかったが、能登地方を中心の被害映像を見て、ショックを受けたという。
チームは2日からキャンプインする。スポーツを通して、被災地の人々を勇気づけたいと考えている右腕。「僕ができることとして野球でいいプレーをすることで、元気を与えられればと思っている。もっと頑張ろうという気持ちはある」。今季の目標は2年連続50試合登板。最速160キロを誇る直球と、課題と話すフォークを磨いて絶対的なリリーバーとなる。