元セ審判員の故・谷村友一さんが特別表彰 次女・松村さん「父は身も心も全て野球」 野球殿堂

 野球殿堂博物館の表彰委員会は18日、今年の野球殿堂入りのメンバーを発表し、競技者表彰のプレーヤー表彰として、広島や米大リーグで活躍し、日米通算203勝を記録した黒田博樹氏(48)と、プロ野球歴代最多の通算3021試合に出場した元中日監督の谷繁元信氏(53)を選出した。特別表彰は長く審判員を務めた故谷村友一さんが選出された。

 元セ・リーグ審判員の故・谷村友一さんが特別表彰で殿堂入りした。アマチュアの審判員を務めた後、1959年にプロに転向し、歴代17位の通算3026試合に出場。引退後は後輩の指導に尽力した。巨人がV9を決め、試合後に暴徒化した観衆がグラウンドに乱入したことで知られる1973年の阪神-巨人リーグ最終戦(甲子園)では球審を務めていた。通知式に出席した次女の松村和佳子さん(66)は「父は身も心も全て野球。私の学校の決まりにも厳しくて家でも審判でした」と思い出を懐古。孫の米井林太郎さん(34)は「優しい、温かく見守ってくれる祖父でした」と話した。

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