オリックス・池田陵真外野手（２０）が８日、大阪府和泉市で行われた「和泉氏はたちのつどい」に参加。成人の日に新成人の誓いを立てた。

　「憧れられる大人になります。去年、流行語というか野球界ですごく響いた言葉だったので、憧れられる側になれればな、と。野球選手としても社会に出た時とかいろんな時に、野球選手はすごいなと思ってもらえるようにしたい」

　自身は大阪桐蔭進学前から、オリックス・森に憧れていたという。「あの人を見て、桐蔭に行きたい気持ちは強くなったので」。他にも同門の先輩、楽天・浅村の打撃に尊敬の眼差しを向けていた。

　今年のテーマは「アメとムチ」だ。「自分の優しく、厳しくやっていきたいので」。自分の中でオンとオフをより考えながら、過ごしていくつもりだ。

　現在は練習で逆方向に強く打つことを意識し、舞洲でマシン打撃などに取り組んでいる。昨年は阪神との日本シリーズで１番打者に抜てきされた若きホープが、一気にブレークを狙う。