元中日のチェン・ウェイン氏 ダイエー入りの可能性もあったことを明かす 寮生活では名投手と門限破りの思い出も

 中日、ロッテ、阪神や大リーグでもプレーしたチェン・ウエイン氏が、6日に配信された高橋尚成氏のYouTubeチャンネルに登場した。

 通算36勝をあげた中日に入団した経緯から振り返り、きっかけはアマチュア時代、中日OBでスカウトを務めていた台湾出身の大豊泰昭氏からオファーだったという。同時に、王貞治監督のダイエーからも打診があったというが、母親が「大豊さんに面倒を見てもらえるんじゃないか」という意向で入団を決めたと明かした。

 中日時代の寮生活も振り返り、一緒に黄金時代を築いた中田賢一氏、吉見一起氏らと同部屋になったという。仲の良かった吉見氏とは「門限あるけど出よう。ラーメン食べよう」と門限破りをしたこともあったそうで、懐かしそうに笑った。

 左投手のチェン氏は04年から中日でプレーし、08年に7勝。10年には13勝を挙げるなど、落合監督のもと投手王国のひとりとしてチームを支えた。

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