オリックスが異例の「声」査定 石川が現状維持の1700万円でサイン 1安打もベンチで貢献 球団「大きな力になってくれた」

 契約更改を終え会見する石川(撮影・山口登)
 契約更改を終え会見する石川(撮影・山口登)
 契約更改を終え会見の席に向かう石川(撮影・山口登)
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 オリックスの石川亮捕手(28)が4日、大阪市此花区の球団施設で契約更改交渉に臨み、現状維持の1700万円でサインした。(金額は推定)

 今季は14試合に出場し、11打数1安打で打率・091。開幕からほとんど1軍に帯同して、出場試合数こそ多くはないが、ベンチでは声で力になった。

 「正直、野球選手なので試合に出てなんぼなので悔しさももちろんあります」と話したが、球団は数字に表れない部分でも評価。久保管理部長は中継ぎ陣への助言なども査定ポイントになったと言い、「すごい大きな力になってくれたというのは、他の選手からも聞いてますし、首脳陣からも聞いてますので。そういうところは加味させてもらった」と話した。

 ベンチでは中嶋監督や水本ヘッドコーチと並び、試合に視線を送った。「あれは意図的に監督が発する言葉だったりとか、ヘッドもそうですけど。どういう内容を話しているのかとか、作戦面もそうですし。そういうのを一番近くで見て感じた方が、せっかくベンチにいて声を出すんだったら、そっちの方がいいなと思ってるんで」と意図を明かした。

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