オリックス 160キロ右腕マチャド獲得へ 今季MLB中継ぎで44試合に登板
オリックスが新外国人投手として、前ナショナルズのアンドレス・マチャド投手(30)の獲得に乗り出していることが15日、分かった。
マチャドはベネズエラ出身の中継ぎ右腕。17年にロイヤルズでメジャーデビューした。21年からナショナルズに移籍すると、40試合登板で防御率3・53。22年は自己最多の51試合に登板し、防御率3・34と結果を残した。
今季は44試合に投げて防御率5・22だったものの、5月には自己最速の160キロを記録している。球種はツーシームと平均球速145キロのチェンジアップ、スライダーを駆使する。メジャー通算は137試合に登板し、7勝3敗で防御率4・48。既に地元局MASNのマーク・ザッカーマン記者が自身のXで自由契約になったと伝えている。
チームは3連覇を果たしたが、2年連続の日本一には一歩届かず。チーム防御率2・73はリーグトップだが、今オフにはエースの山本がメジャー挑戦。山崎福もFA移籍の可能性があり、投手陣の整備は必要不可欠だ。山崎颯や宇田川、守護神の平野佳などブルペン陣は粒ぞろい。そこにマチャドが加われば、さらに厚みは増す。FAでは広島・西川の獲得を目指す中、助っ人補強も着実に進めていく。


