高木豊氏が見た阪神日本一の秘密兵器 岡田監督は“アレ”で「全部見ている」

 元DeNAのヘッドコーチで野球評論家の高木豊氏が10日、自身のYoutubeチャンネルを更新。38年ぶりに日本一を達成した阪神の強さを改めて分析し、岡田彰布監督の“秘密兵器”について言及した。

 高木氏は、今年の阪神の特徴を、指揮官が生み出した「緊張感」だとした。春季キャンプを訪れた時から「ピーンと張り詰めていた」と空気を察知。あいさつのため岡田監督に声をかけようとしたが、平田ヘッドコーチから「シーッ!」と制されたという。

 また、不動のオーダーを確立するまでの競争やケガ人が出た時の選手の配置転換など「危機管理能力が高かった」とも。「ファームまで全部見ている。iPadで全部チェックしているんだから」と最新機器を駆使している姿も目撃。「人じゃなくて自分の目で見ている。監督が行った時だけハッスルするのはダメ。いつも真面目にやっているやつ、三振した時の態度も見ている」と、その観察眼に驚いた。

 日本シリーズでは「失策が多かったが、緊張感を持ってきていたので、ミスを受け入れることができた」と高木氏。逆に阪神ファンの声援も計算に入れ、「(オリックス側の)焦りを誘発した。岡田監督のどっしり感」と感服していた。

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