楽天ドラ1の桐蔭横浜大・古謝樹 ENEOSとのOP戦で指名後初登板 6回4安打1失点 試合前には阪神ドラ1下村らと交流も

 ENEOS打線相手に力投する楽天ドラフト1位・古謝樹(撮影・開出牧)
 ENEOS相手に力投する楽天ドラフト1位・古謝樹(撮影・開出牧)
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 「オープン戦、ENEOS5-3桐蔭横浜大」(28日、ENEOSとどろきグラウンド)

 楽天からドラフト1位指名を受けた桐蔭横浜大の古謝樹投手(22)が指名後初登板し、予定通りの6回を投げて4安打1失点だった。審判のストライクゾーンが狭く5四球を与えたが、「プロの世界での難しさを教えてもらった」とポジティブ思考で失点にはつなげず。体調不良により3週間ぶりの実戦となったが「感覚は悪くなかった。強豪のENEOSさんと試合ができてシャキッとした」と振り返った。

 DeNA1位指名の度会隆輝外野手との“ドラ1対決”も実現。第1打席は二ゴロに抑えた。「1個下だけどオーラがあった」と四回無死の第2打席で右前打を献上。しかし、五回2死一、三塁の第3打席では直球で中飛に打ち取り、「勝負できるんだなと思った」と手応えもあった。

 また、この日はENEOSがダブルヘッダーで青学大とも対戦しており、古謝も大学日本代表でチームメートだった阪神1位指名の下村海翔投手、広島1位指名の常広羽也斗投手、楽天6位指名の中島大輔外野手と再会。「下村とは前日にダブルヘッダーだから会えたら会おうといっていた」といい、「おめでとうと、またご飯に行こう」と言葉を交わしたという。常広とはタイミングが合わず会話こそなかったが「手を振っていたので振り返した」と古謝。プロではチームメートとなる中島とは「同じチームなのでよろしくと言った」と笑顔で明かした。

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