中日1位・草加 阪神・西純と投げ合いたい 創志学園の同級生「少しは近づけたのかな」

 「プロ野球ドラフト会議」(26日、都内ホテル)

 中日から外れ1位で指名された草加勝投手(21)=亜大=は、創志学園時代のチームメートで、阪神・西純矢投手(22)との投げ合いを熱望した。

 草加の名前が読み上げられると、仲間が一気に盛り上がった。当の本人は「驚きの方が大きかったけどほっとした」と数秒たってから笑顔と安堵(あんど)。「名古屋の皆さんに愛されるように、そしてチームの戦力となれるように努力していきたい」と誓った。

 高校時代は19年度の阪神ドラ1・西純の2番手。4年後に同じドラ1を勝ち取り、「高校の時はどれだけ努力をしても手の届かなかった存在だったんですけど、今こうして1位指名していただいて少しは近づけたのかな」と白い歯を見せた。

 西純からは指名後に「お互い頑張ろう」と連絡が来たという。「(大学4年間で)精神面は強くなった。同じセ・リーグで、高校からライバル視してきたので、投げ合って勝負したい」と力を込めた。

 ◆草加勝(くさか・しょう)2001年11月21日生まれ、21歳。岡山県和気町出身。182センチ、75キロ。右投げ右打ち、投手。藤野小1年から藤野スポーツ少年団で野球を始め、和気中では軟式野球部。創志学園では2年夏に甲子園出場。亜大では3年秋に防御率0・29で最優秀防御率賞と敢闘賞、4年春はベストナインと最優秀投手賞を獲得。50メートル走5秒8、遠投115メートル。

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