大阪桐蔭が12球団制覇にリーチ ソフトバンク1位の前田は初の指名 西谷監督「今まで縁がなかったですが」残る1球団は?
「プロ野球ドラフト会議」(26日、都内ホテル)
大阪桐蔭の前田悠伍投手が外れ1位では異例の3球団競合の末、ソフトバンクが交渉権を獲得した。入団となれば同校から直接入団する所属選手となり、西谷浩一監督は「ここまで縁が無かったですけど、ソフトバンクさんはスカウトが熱心にグラウンドに足を運んでいただいて」と明かした。
これで大阪桐蔭からダイレクトで入団した11球団に所属した実績があることになり、残る1球団はヤクルト。高校野球界の横綱として、これまでも数多くの選手を輩出してきた。巨人・中田をはじめ、楽天・浅村、オリックス・森、さらにオリオールズ・藤浪と国内外で活躍する選手は多い。
前田は会見で「技術的なことはもちろんいろんなことを学んだんですけど。とにかく人としての成長というところを学ばせてもらってので。そういうところをプロでも継続していきたいと思います」と力を込めた。
西谷監督は2016年にU-18日本代表の監督を務めた際、トップチームの監督が小久保監督だったという。一緒に会見に臨んだこともあり「森が『こんなに小さい選手なのにすごいスイングをする』と言ってもらったことがあります」と縁を明かしていた。