ロッテ・吉井監督 今季終戦「先発足りなかった」 朗希ベンチ入りも奇跡再び起こせず

 「CSパ・ファイナルS・第4戦、オリックス・バファローズ3-2千葉ロッテマリーンズ」(21日、京セラドーム大阪)

 激戦が終わった。ロッテ・吉井理人監督(58)は「先発が本当に足りなかった。きょうもブルペンデーだったんですけど、短期決戦ではこういう戦い方はきついなと思った」と振り返った。

 “緊急招集”を受け、20日に急きょ大阪入りした種市が先発した。右肘の炎症から復帰し「100%です」と意気込んでいたが、初回にいきなり捕まった。1死一塁から森に先制2ランを浴び「負けられない試合で先に流れを渡してしまった」。同日に合流した森も、2本の長打で追加点を許した。

 CSファイナルSの4試合では、延べ23人の投手を投入。この日は第6戦までもつれた場合に先発とみられていた佐々木朗もベンチ入り。「初めてだったので、いつも通り自分の準備をしていた」と、総動員で戦うブルペン陣に加わったが、指揮官は「ゲームに使う気はなかった。ブルペンではどういうことが起こっているのか見てもらいたかった」と説明。“令和の怪物”に、成長への1ピースを与えた。

 14日のCSファーストS・第1戦での先発以降も「出番が回ってくると思っていた」と準備をしていた右腕。2度目のマウンドに立つことなく終戦となったが「短期決戦の難しさや面白さは新たに経験できた。また次に同じ機会があった時に、結果を出せれば」。来季は万全な状態でリベンジする。

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