オリックス・杉本が松葉づえで帰宅 負傷箇所は左足首「治してまた日本シリーズで打てるように頑張ります」
「CSパ・ファイナルS・第4戦、オリックス・バファローズ3-2千葉ロッテマリーンズ」(21日、京セラドーム大阪)
オリックスは21日、八回に三遊間にゴロを放って一塁に駆け出した際に足を痛め、一塁に到達することなく、ベンチに引き揚げた杉本裕太郎外野手に関して、左足首に痛みを訴えたため途中交代となったことを発表した。明日以降は患部の状態を確認しながら、今後の動きを検討していくという。
松葉づえをつきながら現れた杉本は「分からないです。打って、走り出しですね。病院っていうか、まだ何か分からないんで。今日もいいとこで打てたんで、治してまた日本シリーズで打てるように頑張ります」と気丈に話して帰路に就いた。
杉本は今ファイナルSで14打数6安打3打点の打率・429と活躍し、MVPに選出されたが、表彰式に出席することはなかった。28日から始まる日本シリーズに不在となれば、2年連続日本一に向けて大きな暗い影を落とすことになる。