ロッテ また有原にやられた 対策むなし凡打の山 第3戦へ吉井監督「自分のできることに集中して」

 「CSパ・ファーストS・第2戦、千葉ロッテマリーンズ1-3福岡ソフトバンクホークス」(15日、ZOZOマリンスタジアム)

 今季3戦3敗を喫していたソフトバンク・有原に、またしても打線が抑え込まれた。逆王手をかけられ、吉井監督は「いつも有原にやられているので、やっつけるつもりでいったんですけど、また同じようにやられた」と肩を落とした。

 0-1の初回、1死から藤岡、角中が連打で一、三塁と好機演出。続くポランコの中犠飛で同点とした。だが、二回以降は二塁すら踏めず。六回には無死一塁から角中が空振り三振に倒れると、二盗を試みた一走・藤岡も憤死。わずかな望みも一瞬にして消えた。

 左打者は有原のチェンジアップに、右打者はカットボールに苦しんだ。6回まで投げた相手から1点を奪うのがやっと。対策も十分に立てていたが、うまくタイミングを外され、攻略できなかった。

 第3戦は引き分け以上ならファイナルS進出が決まる。指揮官は「一晩寝て力んでも、大して実力は変わらない。いつも通り自分のできることに集中してやってほしい」と選手にハッパをかけた。運命の一戦を全力で戦う。

 ◆ロッテは引き分け以上でファイナルS シーズン2位で逆王手をかけられたロッテは16日・第3戦を引き分け以上、同3位のソフトバンクは勝てばファイナルS進出。2004年以降のパ・リーグのプレーオフ、ならびにCSのファーストS初戦敗退からファイナルSへ進出した確率は16・7%。昨年まで過去18シーズンで06&19年のソフトバンクと17年の楽天の3例。

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