ロッテ・吉井監督 天敵のソフトバンク有原に「また同じようにやられた」早めの継投も打線が不発

7回、野村大を迎え、鈴木(右から2人目)を交代させる吉井監督(中央)=撮影・伊藤笙子
7回裏終了時、選手交代を告げる吉井監督(撮影・佐々木彰尚)
1回、有原(左)の前に遊飛に倒れる荻野(撮影・伊藤笙子)
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 「CSパ・ファーストS・第2戦、千葉ロッテマリーンズ1-3福岡ソフトバンクホークス」(15日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテは、今季3戦3敗と苦手としていたソフトバンク・有原にまたしても抑え込まれ敗戦。CSファイナルSへの進出の行方は、第3戦に持ち越しとなった。吉井理人監督(58)は「いつも有原にやられているので、やっつけるつもりでいったんですけど、また同じようにやられた」と振り返った。

 0-1の初回、1死から藤岡、角中の連打で一、三塁。ポランコの中犠飛で試合を振り出しに戻したが、二回以降は得点圏に進めなかった。

 先発・西野は中7日での登板となり、3回6安打3失点。初回は2死二塁から近藤に左前適時打を浴び、先制点を献上。三回には1死三塁から柳田にも適時左前打を浴びた。「今日はフォークボールの調子があまり良くなかったので、投げる球種が絞られてきてしまい、苦しい投球になってしまった。初回に先制点を相手に与えずにいきたかった。悔しいです」と肩を落とした。

 指揮官は「短期決戦はあれ以上点を取られると。立ち直るかもしれないけど、リリーフにつなぐ方が確率高いと思ったので変えた」と西野に早めの交代を告げ、その後は4人の中継ぎ陣で無失点リレー。「よく頑張りました」とねぎらった。

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