CS敗退危機のDeNA 今永が無死一、二塁のピンチ招き降板 三浦監督がマウンドに向かう執念継投

6回、今永(21)に降板を告げた三浦監督(右から2人目)
6回、自らマウンドに出向き投手交代を告げる三浦監督(右から2人目)=撮影・飯室逸平
 6回、末包にソロを浴び、悔しさをにじませる今永(撮影・飯室逸平)
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 「JERA CSセ・ファーストS・第2戦、広島東洋カープ-横浜DeNAベイスターズ」(15日、マツダスタジアム)

 DeNAの今永が六回、無死一、二塁のピンチを招いて途中降板となった。

 初回、2死から西川にソロ本塁打を浴びながら、序盤から粘りの投球を続けてきたが、六回だった。先頭の代打・末包に左翼越えにソロ本塁打を浴びた。気落ちしたのか、続く菊池に左前打を許すと、送りバントの構えを見せる野間に対して制球が定まらず、四球を与えて一、二塁とした。

 三浦監督はここでスイッチを決断。自らボールを持ってマウンドに向かった。今永をねぎらった上で、2番手の伊勢を鼓舞した。さらに1死二、三塁から代打・松山を浅い右飛に抑えると、さらに小園の打席でエスコバーを起用。再び自らマウンドに向かう執念継投を見せた。

 小園を申告敬遠で歩かせると、2死満塁で秋山を空振り三振に抑え、なんとか最少失点で切り抜けた。

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