「ＣＳパ・ファーストＳ・第１戦、千葉ロッテマリーンズ８－２福岡ソフトバンクホークス」（１４日、ＺＯＺＯマリンスタジアム）

　ロッテは、投打がかみ合い、大一番の初戦で勝利。ＣＳファイナルＳ進出へ王手をかけた。

　吉井監督は、３回を投げて４１球、パーフェクト＆４奪三振の快投を見せた佐々木朗について「朗希がショートスターターでしっかりゲームを立ち上げてくれたので」とたたえた。

　９月２４日・ソフトバンク戦の先発を発熱のため回避するなど、実戦登板が約１カ月開き、感覚が不安視されていた右腕。状態について指揮官は「まだ本調子ではないと思うんですけど、今の調子で一番最高のボールを投げてくれたと思います」と評価。３イニングで降板させたことについては、「投げても３回と決めてたんで。ブルペンデーのような感じで」と予定通りの行動と明かした。

　ファイナルＳへ勝ち進んだ場合の佐々木朗の起用法には、「まずあしたの状態見てから」と断りつつも、「できれば投げてもらいたいです」と頼もしい右腕に期待を寄せていた。