巨人2軍 悪夢の逆転負けで7年ぶり9度目の日本一逃す 2番手・井上が5失点と誤算

 練習を見つめる二岡2軍監督
 4回、2ランを放ち右翼スタンドに向けて「熱男ポーズ」を見せる山瀬
 4回、2ランを放った山瀬(67)を出迎える二岡2軍監督
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 「ファーム日本選手権、読売ジャイアンツ5-6福岡ソフトバンクホークス」(7日、ひなたサンマリンスタジアム宮崎)

 巨人がソフトバンクに逆転負けを喫し、16年以来7年ぶり9回目の日本一を逃した。2番手の井上が3回5失点と誤算だった。

 試合は0-0で迎えた三回、巨人がオコエの適時二塁打で先制した。この回、先頭の菊田が左前打で出塁。山根の送りバントで得点圏に進めると、1番・浅野の一ゴロで2死三塁とした。

 ここでオコエが打席に立つと、フルカウントから6球目。1軍での登板実績も十分なソフトバンク・森から、左中間を破る二塁打を放った。さらに中堅・川村が打球処理にもたつく間に、オコエは頭から三塁に滑り込む気迫の走塁を見せた。

 直後に追いつかれたが、四回の攻撃。2死二、三塁から菊田の2点適時打で勝ち越すと、続く山瀬が左翼スタンドに豪快2ランを放った。

 先発の松井は要所を締める投球で、5回4安打1失点の粘投を見せた。だが、2番手の井上が登板直後の六回に2点を失うと、八回にはリチャードにソロ本塁打を浴びるなど、5失点とリードを守ることができなかった。

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