巨人・浅野が勘違いでスタンド失笑 振り逃げ狙いで一塁へ走るも判定はノースイング 苦笑いで打席に戻る

 「中日ドラゴンズ1-3読売ジャイアンツ」(3日、バンテリンドーム)

 五回、左翼線に鋭い打球を放ち、二塁にヘッドスライディングしてプロ初の二塁打を放った巨人のドラフト1位・浅野翔吾外野手が九回、痛恨の勘違いでスタンドに笑いを呼んだ。

 2点リードの九回1死。カウント2-2からワンバウンドした変化球にバットが出かかった。捕球した捕手・石橋が追いかけてきたため、浅野は振り逃げを狙って一塁に駆け出したが、その間に石橋はハーフスイングの裁定を求めていた。

 浅野が全速力で一塁に到達しようとした時、岩下一塁塁審は両手を横に広げて「ノースイング」のジャッジ。結果、フルカウントとなって三振とはならず、浅野は苦笑いで打席に戻り、スタンドからは失笑の声が飛んだ。最後は152キロ直球をきっちり見送って四球を選ぶと、今度は満面の笑みを浮かべて一塁に進んでいった。

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