セ・リーグの最多安打争いが激化 DeNA・牧がマルチ安打で上位3人が2本差圏内
「阪神タイガース2-7中日ドラゴンズ」(27日、甲子園球場)
セ・リーグの最多安打争いが激化の一途をたどり、阪神・中野、中日・岡林、DeNA・牧の上位3人が2本差の圏内でしのぎを削っている。
まずは中日・岡林が二回に右前適時打を放ってシーズン160安打とし、トップの中野に並んだ。続いて試合前時点でトップの中野とは3本差だった牧が四回に右前打。すると今度は中野が六回に左前打を放って、再び単独トップに躍り出る161安打目とした。追いつ追われつの白熱の展開に甲子園球場は拍手に包まれた。
これで終わらない。今度は牧が六回に右中間に適時二塁打を放って自己最多を更新するシーズン159安打とした。
27日終了時点でトップは中野の161安打、2位が岡林で160安打、3位は牧で159安打。順位は前日と変わらなかったが、3位の牧が唯一のマルチ安打を放ったことで、上位3人が2本差の中で拮抗する展開となった。
阪神、中日、DeNAともに残り試合は4試合となっている。岡林が受賞すれば2年連続2度目、中野と牧は初受賞となる。