6連敗のロッテ・吉井監督 発熱で7人離脱の危機的状況で4位転落「苦しい状態だけど、食らいついていくしかない」

 7回、厳しい表情で投手交代を行った吉井監督(撮影・金田祐二)
 4回、死球を与えた近藤に謝る小島(撮影・金田祐二)
 5回、勝ち越しを許し厳しい表情の小島(撮影・金田祐二)
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 「千葉ロッテマリーンズ1-10福岡ソフトバンクホークス」(25日、ZOZOマリンスタジアム)

 ロッテはわずか5安打1得点に終わり、今季ワーストの6連敗。7月12日から2位の座を守っていたが、4位に転落した。また、4月5日以来の借金1を抱えた。

 チームは、23日からの3日間で、佐々木朗、沢村、藤岡、山口、岡、荻野、安田の7人が発熱のため「特例2023」で出場選手登録を抹消された。

 危機的状況に置かれている打線は、初回から2イニング連続三者凡退。得点できたのは、0-1の四回、石川慎、ブロッソーの連打で無死二、三塁とし、ポランコの一ゴロで三走・石川慎が生還した場面のみだった。

 4月4日以来のBクラス転落。CS出場にむけかなり厳しい状況だ。それでも吉井監督は「状況はそうなってしまったけど、気合を入れたところで急にうまくなるわけでもない。苦しい状態だけど、食らいついていくしかない。今いるメンバーでできることをしっかり出せるように。結果は責任を負うので、選手たちは思い切りやってほしい」と前を向いた。

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