オリックス・中嶋監督 プロ初勝利お預けの曽谷に「回によって全く違う顔を見せる」 守備では新たな試みも「Tのレフトはないわ。やめよ」とニヤリ
「オリックス・バファローズ4-3埼玉西武ライオンズ」(25日、京セラドーム大阪)
オリックスが西武との接戦を制し、今季2度目の7連勝。95年以来の貯金35とした。
序盤に2点を先制したが、四回に曽谷が崩れた。無死から3連続四球でピンチを招き、一挙3失点で逆転を許した。
5回6安打3失点でプロ初勝利はお預けとなり、ベンチでは悔し涙を流した。中嶋監督は「もったいないですよね、本当に。一番自分が悔しいでしょうし。ストライクさえ投げれば、というのは誰もが思うところで。暴れるところも、じゃあ次の回は何だったんだ?ってなりますし。浮き沈みというか、回によって全く違う顔を見せるのは課題ではありますけどね」と話した。
七回に宗の同点適時三塁打、八回に森の決勝弾で試合を決めた。この日は一塁にセデーニョ、左翼にT-岡田と今季初の新たな試みも。指揮官は「Tのレフトはないわ。やめよ。セデーニョもきついな、やめよ。わかんないですけどね」と冗談っぽく笑ったが、頓宮が骨折で離脱中の状況だけに「(頓宮が)守れないってなった時に、DHになった時に、じゃあどうやって守っていくのかっていうのもありますし。DHも間に合うかわからないですし。いろんなことを考えなきゃいけないですよね」と先を見据えていた。