楽天 接戦落とした石井監督「こっちから勝利の女神を離した」

 ベンチで渋い表情の石井監督(右 )=撮影・山口登
 8回、杉本(右下)に勝ち越しとなる適時三塁打を浴び、静まり返る石井監督(奥中央)ら(撮影・北村雅宏)
 先発し力投する荘司(撮影・山口登)
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 「オリックス・バファローズ6-4東北楽天ゴールデンイーグルス」(17日、京セラドーム大阪)

 楽天は投手陣が踏ん張れず、接戦を落とした。石井監督は「こっちから勝利の女神を離して、なかなか勝ち星になるには難しい内容だった」と振り返った。

 ルーキー右腕が踏ん張れなかった。先発の荘司は2点リードの三回、2死からピンチを招くと、森に同点の適時打を許す。さらに再びリードで迎えた四回は、2死走者なしからゴンザレスに同点ソロを被弾した。

 2度のリードを守れず、結果5回1/3を4失点だった右腕に対し、指揮官は「全体的に安定感の欠く内容だった。次の登板までに再現性の高い取り組みをしてほしい」と語った。

 打線は初回に浅村の24号2ランで先制するなど、好調だったオリックス・宮城に懸命に食らいついた。ただ、投手陣が粘れず、最後は八回に、4番手の宋家豪が決勝点を献上。しびれる接戦をものにできず、CSを争う上位チームとの差を詰められなかった。

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