ロッテ・佐々木朗がプロ入り初、初回にまさかの3失点「実力不足がこの結果に…」 制球に苦しみ3回70球で降板

 1回、渡部に死球を与え先制点を献上した佐々木朗(撮影・開出牧)
 1回、渡部に死球を与え先制点を献上した佐々木朗(後方)。手前は三塁から生還する佐藤龍(撮影・開出牧)
 1回、渡部に死球を与え先制点を献上した佐々木朗(左)はタオルで汗をぬぐう(撮影・開出牧)
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 「埼玉西武ライオンズ-千葉ロッテマリーンズ」(17日、ベルーナドーム)

 ロッテの先発・佐々木朗希投手が3回70球4安打3失点、3四死球で降板となった。最速は160キロをマークしたが本調子の投球とはならなかった。

 初回、2死までは順調に奪ったが、その後制球に苦しんだ。佐藤龍を4球連続ボールの四球で歩かせると、栗山には153キロ直球を右翼フェンス直撃の一打とされた。さらに愛斗には死球を与え満塁。続く渡部にはフォークがすっぽ抜け、またしても死球となり、押し出しで先制点を与えた。

 さらに、外崎には157キロの直球を右翼線へ運ばれ2点適時二塁打とされ、初回だけで38球を費やした。初回に3失点するのはプロ入り後初だった。

 二回、三回にはともに安打を許したが、無失点とした。

 佐々木朗は「実力不足がこの結果につながったのかなと思います」と肩を落とした。

 右腕は7月24日・ソフトバンク戦で左脇腹に違和感を覚え、翌25日に左内腹斜筋損傷と診断された。今月10日・オリックス戦で復帰登板し、3回45球を2安打1失点だった。

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