DeNA 投打がっちりかみ合い連勝 平良が今季初の中6日で7回1失点で4カ月ぶりの白星も仲間に感謝「強い打球もさばいてもらった」

 4勝目を挙げファンの祝福に笑顔を見せる平良(撮影・吉澤敬太)
 勝利を喜ぶ(左から)大和、ソト、牧らDeNAナイン(撮影・吉澤敬太)
 9回、左中間にソロを放つ宮崎(撮影・吉澤敬太)
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 「東京ヤクルトスワローズ1-3横浜DeNAベイスターズ」(15日、神宮球場)

 CS進出を目指す3位・DeNAが、投打かみ合い連勝。先発の平良が5月23日以来、4カ月ぶりの白星を挙げた。

 初回に1死一、三塁の好機を作ると、牧が今季96打点目となる犠飛を放って先制点を奪った。二回には併殺打の間に同点こそ許したが、先発・平良は5回までの3つの併殺打に仕留めるなど相手の出塁をことごとく封じ込めていった。

 五回にはソトが3試合連発となる決勝アーチを放ち、九回には宮崎が5年ぶりとなる20号アーチを描いた。

 今季4勝目を挙げた平良は3併殺に仲間の堅守に感謝。「自分の力というよりダブルプレーが本当に多かったですし、強い打球もさばいてもらった。自分で取ったアウトというより、内野手の方や光さんのリードが本当に大きかったと思うので、チームメートに感謝ですね」と振り返った。

 シーズン終盤で初めて中6日でマウンドに上がり、頼もしさが光った平良。試合後の三浦監督も「(中6日も)問題なかったですね。球の走りも非常に良かったし、真っすぐを両コーナー丁寧に投げていたし、今日は特にシンカーも有効的に使えてました」と目尻を下げた。

 4位・巨人もこの日勝利しており、ゲーム差は2・5で変わらず。平良は「今年初めての中6日でいけて、こういう結果になれたことが一つよかったかなと思います。みんなこうやって(中6日で)抑えていっているので、早くそうやってどんどん積み重ねていけるようにしないといけないなと思います」と表情を引き締め、ポストシーズン進出を目指すチームの力となる。

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