ロッテ・佐々木朗 ぶっつけ復帰!10日・オリックス戦先発へ 吉井監督「もう完治している」

 「千葉ロッテマリーンズ(降雨中止)オリックス・バファローズ」(8日、ZOZOマリンスタジアム)

 左脇腹の肉離れで7月下旬から離脱しているロッテの佐々木朗希投手(21)が、10日のオリックス戦(ZOZOマリン)で復帰登板することが決まった。吉井監督が8日、明かした。7月24日・ソフトバンク戦で患部に違和感を覚え、同25日に左内腹斜筋損傷のため登録を抹消。全治2カ月とされていたが、わずか約1カ月半でのスピード復帰となる。ぶっつけ登板で首位チームに挑む。

 “令和の怪物”が戦列に戻ってくる。左内腹斜筋損傷と診断され、離脱している佐々木朗のぶっつけでの復帰登板が決まった。吉井監督は「医療機関に行って、診断の結果もう完治していると言われた。5回も投げないと思います」と明かした。

 右腕は7月24日・ソフトバンク戦で6回93球を投げたが、90球目に左脇腹に違和感を覚え降板。翌25日・西武戦の試合前練習には姿を見せず、左内腹斜筋損傷のため登録抹消となっていた。

 全力投球まで2カ月がかかると診断され、一時は今季中の復帰が危ぶまれていた。それでも8月中には立ち投げでの強めの投球をできるまでに回復。3日にはライブBPを実施し、大下、小川を打者に立たせ約30球を投げ込んでいた。指揮官は「試合の準備は十分」とゴーサインを出した。

 この日はオリックス戦が雨天中止となり、佐々木朗は室内練習場で自主練習。キャッチボールで約50球を投げた後、ブルペンで約30球。万全な状態に整えて登板日を待つ。

 首位との直接対決でのぶっつけ登板に、指揮官は「そんなむちゃはさせないが、もちろんチームもちょっと調子が悪いので、勢いづけるような投球をしてほしい」。CS出場権死守へ。重要なピースがそろった。

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