オリックス・宮城 7回0封も無援で無念のサヨナラ負け 中嶋監督「援護したかった」
「福岡ソフトバンクホークス1-0オリックス・バファローズ」(31日、ペイペイドーム)
打球が中堅の頭を越えると、敵地はソフトバンクファンの歓声に包み込まれた。打たれたオリックス・平野佳寿投手(39)はグッと悔しさをかみしめながら、ベンチへと歩く。今季5度目のサヨナラ負け。それでも、全員が前を向いた。
両者無得点と緊迫の投手戦で九回の守りを迎えた。マウンドには17試合連続無失点中の守護神を送り出す。2死二塁から今宮に2球目のフォークをはじき返された。「ボールやし、打った彼がうまかったですね」。潔い。「切り替えて?もうそれしかないですね。次、頑張ります」とバスへ乗り込んだ。
先発の宮城大弥投手(22)は七回に無死一、三塁のピンチを招いた。「時間をかけていいところだった。頭を回転させながら一球一球大事に投げられた」。三森は空振り三振。甲斐のセーフティースクイズは自らの好フィールディングで阻止した。3年連続の2桁勝利はお預けとなったが、7回6安打無失点。中嶋監督は「援護したかった」と唇をかんだ。
打線は相手先発の和田に七回まで3安打で無得点。六回1死一塁では森の左飛で一走の中川圭が二塁を回り、刺されるミスもあった。「本人がわかっていると思う。打球判断のところで数をこなしていくしかない。全員の話なので」と改めて凡事徹底を求めた。
チームは10カードぶり、8月初のカード負け越し。それでも、月間は16勝7敗2分けと大きく勝ち越した。「明日(1日)どういう試合にするのか、みんなで考えなきゃいけない」。ロッテも勝ってマジック20のまま。勝負の9月へ突入する。





