楽天 連勝ストップの石井監督 乱調の渡辺翔に「いつも抑えろというのは無理な注文」
「東北楽天ゴールデンイーグルス4-5埼玉西武ライオンズ」(31日、楽天モバイルパーク)
楽天は終盤の逆転負けで連勝は5でストップした。
1点リードの八回、ルーキーの渡辺翔がマウンドに上がったが、先頭の中村に初球を捉えられ中堅へ同点ソロを被弾。さらに続く渡部に初球を打たれ、二塁打とされると、犠打を試みた蛭間の打球を渡辺翔が一塁へ暴投。わずか3球で逆転となった。石井監督は「いつも抑えろというのは無理な注文」と右腕を責めず。「打たれたからといってスタイルを変えることなく攻撃的なピッチングをしてくれれば」と語った。
打線は勢いを見せていた。3点を追う七回、ここまで苦しめられていた西武・隅田から浅村が2戦連発となる23号2ランで反撃ののろしを上げると、代打・鈴木大の2点適時二塁打で一時は逆転した。指揮官は「なんとか攻撃陣も粘ってくれた」とたたえた。
連勝は止まり、3位・ソフトバンクとは2ゲーム差となったが「今はどんなゲームでも食らいついていくしかない」とすぐに次を見据えた。



