オリックス・山下、自己最速更新の160キロに場内どよめき 勝てば10勝目&マジック「23」点灯 引き分けでも「24」

 先発し力投する山下(撮影・石井剣太郎)
 先発し力投する山下(撮影・山口登)
 先発し力投する山下(撮影・山口登)
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 「オリックス・バファローズ-千葉ロッテマリーンズ」(26日、京セラドーム大阪)

 オリックスの山下舜平大投手が自己最速の160キロを計測した。山崎颯一郎と並ぶ球団日本人最速となった。

 初回2死。中村奨への初球に大台の160キロ直球を投げ込み、空振りに。スコアボードに球速が表示されると、球場からどよめきが起こった。

 山下は今季のオープン戦で158キロを計測。6月10日のDeNA戦(京セラ)ではプロ初黒星を喫したが、1キロ更新する159キロをマークしていた。

 これまで159キロは何度か計測していたが、大台の160キロは初めて。自身初の10勝目がかかる一戦で、チームも、勝てば優勝マジック「23」が、引き分けでも「24」が点灯する。

 重要なマウンドで初回からエンジン全開。中村奨をフォークで空振り三振に切り取り、3者連続三振と絶好のスタートを切った。

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