元プロの父と元エースの兄の思い受け継ぎ4安打完封、八戸学院光星の2年生エース洗平「思いを込めてしっかり投げた」

 9回、ノースアジア大明桜・小嶋晃太郎(後方)を左飛に打ち取る八戸学院光星・洗平比呂(撮影・中田匡峻)
 9回、ノースアジア大明桜・篠崎拓真を見逃し三振に仕留めた八戸学院光星・洗平比呂(撮影・中田匡峻)
 先発し力投する八戸学院光星・洗平比呂(撮影・石井剣太郎)
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 「全国高校野球選手権・2回戦、八戸学院光星7-0ノースアジア大明桜」(12日、甲子園球場)

 完封勝利にも、左腕は淡々としていた。この夏、初めて背中に「1」をつける2年生。「背番号1をもらっても、マウンドに行く以上、やることは同じ。チームが勝つために少ない点で抑えるだけ」。八戸学院光星のエース洗平比呂投手(2年)は仕事に徹した。

 立ち上がりは「少し緊張があった」と一回の2者連続四球など三回まで4四球。「変化球の方が腕が振れる」と自己最速147キロの直球を抑え気味に、スライダー、チェンジアップなど多彩な変化球を駆使した。強力打線の援護も受け、135球で堂々の4安打完封だ。

 七回の藤原天斗捕手(3年)の3ランなどで7-0まで差を広げた八回、大きくギアを入れた。先頭打者に四球を出すと「ここで替わりたくないと思った」と3、4番を右飛、投ゴロ併殺に。「総力戦を考えていた」という仲井宗基監督(53)に、気迫で続投を決めさせた。

 父、兄と受け継がれた勝負魂だ。父、竜也さん(44)は元中日投手。兄で昨年のエース、歩人投手(現国学院大)とは昨夏の甲子園の2回戦(対愛工大名電)でそろって登板し敗れた。「お父さんは(甲子園に)来られなかった。兄は1回しか来られなかったが、自分は2回もチャンスをもらった。思いを込めてしっかり投げた」と洗平。試合前、父から「楽しめよ」というメッセージが届き、「それはできたかな」と16歳らしくはにかんだ。

 聖地デビューした昨夏から体重は7キロ増え、球威やスタミナとともに「気持ちの強さもついた」と仲井監督。春季東北大会で同校は、昨夏の覇者、仙台育英を下して優勝した。「仙台育英が強かったではなく(東北勢として)続かないといけない」と同監督は言う。「勝てる投手が一番いい」と洗平。2年連続の“白川の関越え”へ、一回り成長した2年生エースがけん引する。

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