長崎出身の西武・隅田がプロ初完封 5安打11奪三振で6勝目 長崎原爆の日に快投!
「北海道日本ハムファイターズ0-6埼玉西武ライオンズ」(9日、エスコンフィールド)
長崎原爆の日に迎えた先発マウンド。長崎出身の西武・隅田は「僕も頑張る」と思いを込めて快投した。制球良く、プロ入り後過去最多だった7回を上回るどころか、5安打完封の11奪三振で6勝目を手にした。
前回登板の7月30日の楽天戦は立ち上がりから走者を背負い、今季最短の3回1/3で降板して4失点。試合の入り方を反省して「マウンドに立った時点から相手にしっかり入って、一球一球、攻められたら」と臨んだ今回、一回から150キロの速球で空を切らせるなど3者三振で勢いづいた。
0-0の三回は2安打などで1死一、三塁のピンチになっても崩れない。矢沢には低めに落として空振り三振。続く郡司は速球で遊ゴロ。グラブをたたいて喜んだ。
自主トレーニングをともにしたチームメート、今井が7月度大樹生命月間MVP賞に輝いた。「今井さんに近づけるような投手になっていく」と大いに刺激を受け、成長ぶりを存分に示した。