夏の甲子園 選手宣誓でディズニーの言葉引用 高知中央・西岡主将「追いかけ続ける勇気さえあれば夢は必ずかなう」4年ぶり全選手入場行進

 選手宣誓をする高知中央・西岡悠慎主将(撮影・伊藤笙子)
 入場行進する慶応・清原勝児(撮影・伊藤笙子)
 入場行進する花巻東・佐々木麟太郎(中央)=撮影・伊藤笙子
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 「全国高校野球選手権・開会式」(6日、甲子園球場)

 昨夏優勝した仙台育英(宮城)など、代表49校の全選手が入場行進した。

 昨夏の開会式も当初はベンチ入りメンバー全員が参加する予定だったが、新型コロナウイルス感染対策で、直前に主将のみの参加に変更。そのため、ベンチ入りした全選手が球場内を一周して入場行進を行うのは4年ぶりとなった。

 先導役を務めたのは日大豊山の光永翔音さん(3年)。光永さんは昨年、水泳の高校総体で3冠を達成。今夏は東東京大会予選で4番としてチームを8強入りに貢献し、野球と水泳の二刀流として注目を浴びている。

 入場行進が終わった際には水分補給の時間が取られるなど熱中症対策も講じられながら進んだ。

 選手宣誓は高知中央の西岡悠慎主将(3年)が行った。以下、選手宣誓全文。

 「宣誓 私たちは第105回という節目の年に夢の甲子園球場に立てていることを誇りに思います。しかし、ここにたどり着くまでたくさんの壁や困難がありました。それを乗り越えられたのはともに絆を深め合った仲間、監督、コーチ、そしてたくさんの方々の支えがあったからです。追いかけ続ける勇気さえあれば夢は必ず叶う。そう信じ、全国高校球児の思いを一投一打に込め、全力で戦い抜くことを誓います。令和5年8月6日 選手代表 高知中央高校主将 西岡悠慎」

 大会は6日から17日間(休養日3日含む)行われ、決勝は22日に予定されている。

 西岡主将は「ホッとしています。夜も寝られないくらい口ずさんでました」と笑み。宣誓文は主に自身で考えたといい、「追いかけ続ける勇気さえあれば夢は必ず叶う。ウォルト・ディズニーの言葉なんですが、思いを込めました」と明かした。

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