明徳義塾・寺地 2安打2打点で4強進出 阪神など8球団スカウト熱視線

 「高校野球高知大会・準々決勝、明徳義塾5-1土佐」(20日、春野運動公園野球場)

 4大会連続代表の座を狙う明徳義塾が土佐を下し、4強に進出した。U18日本代表候補の寺地隆成捕手(3年)は、阪神など8球団のスカウトの前で、左越え先制二塁打など2安打2打点で勝利に貢献した。

 初回1死二塁の先制機に一ゴロ。0-0のまま迎えた三回2死一、二塁の第2打席は初球を捉えた。「先攻の初回に先制点を取れていたら、いい形でチームに流れがいっていた」とまずは反省。九回にも左前打と持ち味の逆方向への強い打球が目立ったが「打撃の形はあまり良くない。次に向けて調整したい」と納得はしていない。

 16日の中村との初戦はタイブレークで辛勝し、改めて夏の怖さを思い知った。「自分たちがやるべきことをやっていかないと次の試合も勝てないし、その次もない」。寺地のバットが今夏もチームを高知の頂点に導く。

 ◆寺地 隆成(てらち・りゅうせい)2005年8月19日生まれ、17歳。東京都出身。176センチ、79キロ。右投げ左打ち。捕手。小1から墨田リトルで硬式野球を始め、小5から足立リトルでプレー。錦糸中時代は城東ボーイズに所属し、3年秋から明徳義塾中に転校。明徳義塾では1年春から公式戦に出場。好きなプロ野球選手は元巨人・高橋由伸。

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